必要な情報は全て、こちらに集めております。
これらをうまく活用して、QCDoxを効果的にご利用下さい。
本記事では、主に利用開始直後の方を対象に、初回ログインからファイルアップロード、簡単な検索・照合まで出来る状態になることを目的として、解説致します。
お申し込み・ご契約の段階で、貴社(管理者)とディビイ社との間で、下記情報が確定しています。つまり、下記情報につきましては、貴社管理者までお問合せ下さい。
QCDox利用ユーザと初期パスワード
ワンタイムパスワード(そのためのスマートフォン設定を含む)
グローバルIPアドレス制限(オプション)
サポートサイトアクセス権限付与者
ご利用開始日
基本操作の習得は、こちらの動画がオススメです。以下、動画で説明していないことを中心に、補足します。
初回ログイン時は、右上「👤」アイコンより「⚙️管理画面」へ行き、必ず初期パスワードの変更を実施下さい。
初回利用時は、ブラウザの最小フォントサイズを最小に設定して下さい。
Chromeの場合、⁝ > 設定 > デザイン > フォントをカスタマイズ > 最小フォントサイズ
Edgeの場合、・・・ > 設定 > 外観 > フォントのカスタマイズ > 最小フォントサイズ
※推奨ブラウザはChromeとEdgeの2つです。
現バージョンでは、一括ファイルアップロード、一括ファイル操作は出来ません。
ファイルをアップロードしても、事前準備をしないと、検索・照合は出来ません。
事前準備は2つあります。一つは前処理で、もう一つはAI学習です。
前処理は、ファイルをアップロードすると自動で行われます。完了するまでAI学習は出来ません。
AI学習は、Workspaceにアップロードされた複数の原文書を対象に、まとめて実施します。一通りのファイルをアップロードし終えたら、ユーザの操作でAI学習をすることになります。
右上「👤」アイコンより「 💻AI学習」に進んで、実行して下さい。
文書アップロードや前処理が終わっていない場合は、完了までお待ち下さい。
AI学習ステータスが「完了✓」となれば、検索できる状態になりました。
以上で事前準備が完了したので、早速、検索・照合してみましょう。基本操作の習得は、こちらの動画がオススメです。以下、動画で説明していないことを中心に、補足します。
本記事は、主に利用準備を完了させて実業務へQCDoxを導入しようとするユーザを対象に、検索・照合TIPSの理解を促進し、効果的にQCDoxをご活用頂くことを目的として、解説致します。
検索しても見つからない時は、主に3つの原因が考えられます。
①検索対象文書に、検索文字列と類似した文章が含まれていない。(検索文字列とは、申請文書側で選択する文字列(群)。検索対象文書とは、被検索対象である原文書(群)。)
②検索文字列の選び方や相性の問題。
③なんらかの異常。
①についてケース分けして考えます。
①-1. 実際に類似文章が検索対象文書に含まれていない。(正常動作)
①-2. 意図したファイルが検索対象に含まれていない。
①-2-1. 意図したファイルがアップロードされていない。
→適切にアップロードして下さい。
①-2-2. 意図したファイルがアップロードされていたが、原文書としてではなく、申請文書になっていた。
→適切にアップロードし直して下さい。(検索する側が申請文書、検索される側が原文書です。)
①-2-3. 意図したファイルがアップロードされているが、作業リスト(検索対象)に入っていない。(作業リストに無いファイルは、検索対象から除外されます。)
→適切に作業リストに登録して下さい。
上記のいずれでもない場合で、かつ、実際に類似した文字列(群)を持つファイルが原文書としてアップロードされ、作業リストにも入っているのにも関わらず、十分に類似した検索文字列(群)で検索してもヒットしない場合については、何らかの異常の可能性もあります。弊社までご連絡下さい。
②についてケース分けして考えます。
②-1. 検索文字列として汎用的な言葉しか含んでいない。
極端な例では、「する」という汎用的な言葉(頻出ワード)を検索しても、ヒットする箇所が多すぎて、意図した検索結果にたどり着くのは難しいでしょう。この辺りのコツはGoogle検索と類似したところがあります。探し出したい対象をある程度想像しながら、特徴的な言葉を選ぶことが肝要です。一般的には、なるべく特徴的な言葉を複数含んだ文字列(群)を選択すると、ヒットし易いと想定されます。
TIPS:QCDoxは範囲で選んだ中の複数の言葉を分析して検索してくれる点で、PDF標準搭載のキーワード検索よりも優れていますが、それを実現するために検索文字列の中から特徴的な言葉を抽出して、優先的に検索スコアに反映するといったこともしています。
②-2. 検索文字列として特徴的な言葉を選んでいるが、現行QCDoxのAI学習との相性が悪い。
例えば「サクラ開花錠」という想像のおくすり名称のうち「開花錠」を選んで検索します。すると(少なくとも現在のバージョンでは)、「開花」「錠」という2つの言葉として解釈して、分析をします。そうすると、本来「開花錠」という言葉の多い付近を検索したかったのが、たまたま「錠」が多い付近がヒットした、ということもありえます。
一般に辞書登録機能などで、これを補いますが、現行のQCDox(標準メニュー)ではこれを具備しておりません。QCDox/Rodaniusオンプレ・カスタマイズバージョン等をご検討下さい。
②-3. 範囲選択の選び方次第では、正しい言葉にならないこともある。
例えば、以下のように「第一工程で 得られた 整粒顆粒に ステアリン酸…」が並ぶ時に、2列目だけを縦に選択すると「一ら粒テ」となり、言葉として理解できなくなります。
第一工程で
得られた
整粒顆粒に
ステアリン酸…
③についてケース分けして考えます。
③-1. 前処理が正しく完了しないと、検索が正常に行えません。
③-2. AI学習が正しく完了しないと、検索が正常に行えません。
③-3. 以上のいずれでもない場合については、何らかの異常の可能性もあります。弊社までご連絡下さい。
本記事では、主に導入検討中の方や、利用頻度の増/ファイルの増/利用者の増等に直面する契約者の方を対象に、メニュー(Small/Basic/Advance/オンプレ/カスタマイズ)やオプション(ユーザ/ファイル数)の適正な選択をしていただくことを目的に、解説します。
サービスの特性上、ユーザは次第に増加していくことを前提としており、ユーザの変更は、一部の例外を除いては実施しません。例外とは、当該ユーザが異動等で業務に従事しなくなった場合などで、貴社管理者よりの申し込みをもって、弊社にて変更作業を実施致します。
現時点で、ユーザご自身(セルフ)でのアカウント削除や追加(削除&追加≒変更)は出来ません。
出来ません。禁止事項にも当たり、契約違反行為となります。
弊社は、QCDoxを多くの皆様に永くお使いいただき、皆様とともに、医薬製薬業界および社会に価値をお届けする活動を、末永く続けてゆきたいという考えです。この点をご理解の上、是非メニューのアップグレードやオプション追加をご検討下さいませ。
基本的には、一般的なソフトウェア/Saasのユーザ単位ライセンスと類似したものとお考え下さい。
ユーザ上限を超えた利用、アカウントの使い回しは、契約違反行為となります。それらの実施はご遠慮下さい。
基本的には、一般的な利用時に想定されるパフォーマンス等から算定した、指標です。
文書数が増えれば増えるほど、ストレージ圧迫だけでなく、学習対象も増えることとなり、様々なパフォーマンスに影響を与えます。相応のアップグレードが望ましいです。
現時点で、ページ数・容量に制限は設けておりません。
一般的な利用時の想定として、1ファイルあたり約100ページとして計算しており、例えばこれを大きく上回るファイルを複数アップロードしてご利用される場合、弊社が示した文書数上限(指標)よりも少ない数で、パフォーマンス影響が出てくる可能性があります。
本記事では、主に導入検討の方や、主に利用開始直後の方を対象に、QCDoxにまつわるセキュリティ対策等について理解頂くことを目的に、解説する。
ご安心下さい。第三者機関による認定と、大手製薬企業様を中心とした取引実績が、それを証明しています。
QCDoxはクラウドサービスサービスですが、クラウド専門の第三者機関の認定を受けています。すなわち、一般社団法人日本クラウド産業協会による所謂ASPIC(アスピック)と呼ばれるもので、2022年12月16日にその認定を受けています(詳しくはPRTIMESまで)。安心してQCDoxをご活用下さい。
また、大手製薬企業様を中心に、多くの取引実績があり、そのうちの幾つかには、厳しいセキュリティ審査を受け、通過したものもございます。
なお、下記に記載の通り、様々なセキュリティ追加オプションをご用意しています。また、お客様のご要望に応じて、特約をお作りすることも可能です。弊社担当までご相談下さい。
ユーザがクラウド上にあるQCDoxにアクセスする際、元(ソース)となるグローバルIPアドレス(GIP)を、ホワイトリストとして制限するオプションサービスです。ホワイトリストに登録していないGIPからのアクセスを許さない為、非常に堅牢なアクセス制御が行える反面、貴社のエンドユーザは必ず貴社のProxy等固定的なGIP経由でのアクセスを強いられ、利便性が損なわれる場合もあります。
無料キャンペーンでは、IPアドレス制限を行わず、ワンタイムパスワードのみで、安全な提供をすることとします。 → 無料キャンペーン(2023/7~8月期)においても、IPアドレス制御をする方針に変更となりました。(無料キャンペーン中はオプション料金は無料とさせていただきます。)
会社のネットワーク環境によっては、1つのGIPではなく、IPアドレスプール内にある複数のGIPからのアクセスとなることがあります。その場合は、弊社の方でそのプールされた全GIP(レンジ)の設定が必要となります。
複数GIP設定となる場合、そのプールの中に不特定ユーザが含まれるような、ISP等のプールについて、原則お受けできませんので、予めご了承下さい。
エンドユーザが持つスマートフォンにGoogleAuthenticator等の二段階認証アプリをインストールし、同アプリで得られたワンタイムパスワード(一定時間が過ぎると変更される為、覗き見やキーロガー等にも強い認証機構)を入力することで、本人性確認を強固にするアクセス制御手段です。
いわゆるMFA(他要素認証)でもあるため、ID/PWのブルートフォースアタック(漏洩したID/PWセットの辞書を何度もトライしてこじ開ける攻撃)で1つ目の認証を突破されてもなお安全性が保てる仕組みです。インターネット経由でサービス提供されるSaas/Iaas等では一般的となっており、QCDoxも他サービスと同様にGoogleAuthenticator/MicrosoftAuthenticatorをご利用いただけます。
いわゆるBYOD(貴社社員が個人的に持つスマートフォン)にAuthenticatorをインストールいただいて、安全にご利用いただけます。
但し会社のポリシーとしてBYODを許可していない、あるいは、社員が業務関連アプリの個人スマホへのインストールを拒否するケースであれば、会社貸与スマートフォン等をご利用頂くことも、もちろん可能です。(但し、会社によっては、インストール許可等の手続きが必要な場合もあるため、お早めにIT部門等へお問合せ下さい。)
なおPCブラウザにAuthenticatorをインストールする形態も考えられますが、推奨出来ません。2度の認証を同じブラウザで済ませてしまえる仕組みは、それはもはや二段階認証(他要素認証)とならないからです。多要素認証用PCを別途準備し、厳格に管理するなどといった特殊なケースを除いては、お使いにならないで下さい。
原則できません。漏洩したID/PWセットの辞書が多数出回っている環境下で、インターネット経由でサービス提供しているSaas/Iaas等においては、他要素認証は必須と認識しています。それ無しに安全なアクセス制御を保証することは難しいです。
どうしてもワンタイムパスワード環境を準備することが難しい場合、IPアドレス制限、VPN接続、専用線接続等のオプションまたはカスタマイズ(特約)をご検討いただくことをおすすめします。(取り扱う情報の特性上、セキュリティ強度がさほど必要無い等の特別の事情がある場合には、別途相談に応じますので、お申し出下さい。)
上記カテゴリ以外のFAQ等を列挙してゆきます。
現バージョンでは未対応です。パスワード保護を解除してからアップロードいただければ、利用可能です。